出産後に言われる「奥さんを気遣ってあげてね」という気遣いのない言葉

子どもが生まれたことを報告すると「おめでとう!奥さんのこと気遣ってあげてね」的なことをたくさん言われる。

これは「トイレの後は手を洗ってね」くらい言わなくてもいい言葉だと、個人的には思う。

言ってる側は別に悪気はないのだろうけど、この際はっきり書いておくと「奥さんを気遣え」という言葉には、こちら(旦那側)への気遣いのなさを感じるからだ。

そんなに奥さんのことを気遣えない男に見えますか?

気遣いや心配りなんてものは子どもを生もうが生んでなかろうが、常日頃から持っているものであって、何をこの後に及んで言っているのだと思う。

出産は確かに大変なことで、生んでくれた奥さんには感謝しかない。

出産後だけでなく妊娠中から、もっと言うと一緒に住んでいる時点で互いを尊重し、気遣い、感謝して生きてきた。

こういうことを父親としての先輩に言われるのはいいけど、出産経験のある女の人から言われると、女を敬うことを強制されているようで腹が立つ。

そんなことを言う人に限って、旦那への気遣いを忘れていたりするものだ。

相手を気遣えるなら、人の家庭へとやかく言わないでほしい。

もし本当に生んだ人を労いたいなら「奥さんも本当に頑張りましたね」「奥さんにはお疲れ様とお伝えください」と言う方がいいと思う。

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